熱くてクールな木製品
Vol.03志水林業製材

二代目、三代目が挽いた材で、初代が木工品の材を作っている。
「まな板ですか?」とお聞きすると「そうだよ」との事。

 

清内路の道沿いに「木曽檜木創(きそひのきもくそう)」という直営店がある。
お店になかなか置けないが、置けばすぐに売れてしまう商品がある。
志水林業製材の柾目のまな板である。
人気が高い上に材料が貴重となり、店頭に出てもすぐに売り切れてしまう。

「あわせ」や「板目」のものは手に入るので寄ってみる価値がある。
サイズもいろいろオーダー出来るので、料理人からの注文も少なくないと聞く。

店の中は、木曽檜の商品がたくさんあり、本物の檜の香りを感じる。
店では、お母さんと娘さんが主にお店で出迎えてくれる。
訪ねた日は娘さんが商品案内をしてくれた。

節は木材の欠点とされるが、ヒノキの節などは工芸的利用価値があるとして珍重される。
二つとして同じものはない、確かに・・・

節目によって、個性があり見てて飽きることなく見ていられる。

志水の「志(こころざし)」“luxury” をしゃれたフォルムにし商品開発したのは、3代目。
友人と思考錯誤して作りあげ、シンプルな逸品だ。
小さな子供さんに「本物の木」を安全に触って感じてもらいたいとつくりだしたもの。
出産祝いやおしゃれなプレゼントとして若い方から人気でとても好評だ。

 

志水林業製材 木曽檜木創

長野県木曽郡南木曽町吾妻4461

Tel.0264-58-2155 / Fax.0264-58-2477