熱くてクールな木製品
Vol.02 海老沢木材

お客様のニーズにお応えして

お客様の声を聞いて『いかに作るか?』をひたすら考え、要望に応える製品作りをする。

桧の上に桧を張った集成材。

まさしく桧製品。

「うちの集成材は、大工さんがひとかんなかけられる表面の厚みになってるからね。

削れば色が復活して綺麗な木肌となる。」

 

「丸いものを四角くするのが、海老沢木材の製材の仕事だ」と工場長は言う。

原木丸太から一本の真っ四角の柱をとったとする。

丸いまま使わなければ、2割は抜けるらしい。

2割は、柱として使えないところが出て、せっかくの桧が無駄になってしまうとの事。

何か製品にならないか?と考えだしたものが集成材という。

 

ログ調の3メートルの露天風呂

料亭の7メートルのカウンター

厚み8.5センチの框

 

製品にする材料も枯渇している現況で、無垢材で作られた製品値段は跳ね上がるばかりだが、集成材で作ったら無垢材の半値、もしくはそれ以下になる。

そして長さ、厚みはお客様のご要望にお応えして製作するので柔軟に対応が出来る。

木でマンションを作るという構想があり、いずれプロジェクトもたちあがる。
夢の話ではなく、現実化に向けてハウスメーカーと開発を進める日も近い。

常に頭を柔軟に、「集成材を通して何が出来るか?」を熱く語ってくれました。

 

丸から四角になった時に出る端材を見て、何かに出来るのではないか?考え続け、冒頭の「いかに作るか?」の工場長ひとことは、いろいろ詰まっていた。

 

株式会社海老沢木材 正島工場

長野県木曽郡上松町正島1-19
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